3分で知るブロックチェーン業界の1週間[7/1-7/7]丸紅とWePower提携/仮想通貨で食事代を還元/bitFlyerが口座開設再開/ほか

「WEEKLY DIGEST:3分で知るブロックチェーン業界の1週間」では、国内の企業や団体を中心にブロックチェーン関連の注目リリースや発表資料を厳選して紹介します。

 

WEEKLY DIGESTバックナンバー

 

07/07(日)

世界初のブロックチェーントークン型アニメ映画が解禁

情報源:世界初のブロックチェーントークン型アニメ映画 『微睡みのヴェヴァラ | パンクメディア株式会社

 

パンクメディア株式会社は、同社がPR代理を務めるシンガポールBlockPunk社が、米ロサンゼルスで開催されたアニメエクスポで、ショートアニメ作品「微睡みのヴェヴァラ」を解禁した。この作品は、syo5が東京藝術大学で自主制作したもので、独立系アニメ企画プロデュース会社のARCHと共同でBlockPunkによって配信される。

 

500トークン限定販売で、価格は15ドルまたは同価格帯のイーサ(ETH)でも購入できる。またBlockPunkは、自社サービス上で動画の視聴権がひも付いたブロックチェーントークンの販売を世界で初めて開始。ビデオトークンの所有者は動画をストリーミング視聴できるだけでなく、監督のオーディオコメンタリーや中間制作物のアートワークやデザイン素材といった特別コンテンツが特典に付いてくる。

 

動画はハリウッド標準のDRMで保護されており、ブロックチェーンに記録することでクリエイターの権利も守られるとしている。

07/05(金)

丸紅とWePowerが再生可能エネルギーの売買プラットフォーム開発で提携

情報源:再生可能エネルギーを売買するオークションプラットフォーム開発事業への参入~WePower社と普通株転換権付融資契約を締結~ | 丸紅株式会社

 

丸紅株式会社は、再生可能エネルギーを売買するためのオークションプラットフォームを開発するWePower UAB社との間で、普通株転換権付融資拠出に関わる契約書を締結した。

 

WePowerは、2017年にリトアニア共和国で設立されたスタートアップ企業。ブロックチェーン技術を活用して、再生可能エネルギーの調達を望む法人消費顧客と再生可能エネルギー発電事業者をオークション形式でマッチングすることで、容易に電力売買契約の締結を可能とするプラットフォームを開発している。

 

現状、契約締結までに多くの手間と時間が費やされているが、このプラットフォームを使うと短期間で安価な再生可能エネルギーを調達できるうえ、将来的な需要変動時に購入した余剰分を売却するなど、より柔軟な電力調達が可能になるという。また、発電事業者は、固定価格買取制度(FIT)などの再生可能エネルギー振興策に代わる安定した収入を確保できるとしている。

07/04(木)

富士通研究所がオンライン取引の本人真偽が可能なID技術を開発

情報源:オンラインの取引相手の信用を判断可能にするアイデンティティー流通技術を開発 | 株式会社富士通研究所

 

株式会社富士通研究所は、オンライン上で取引相手の本人情報の真偽を判断できるアイデンティティー流通技術「IDYX(IDentitY eXchange)」を開発した。

 

IDYXには、ブロックチェーンを用いた分散型IDの上にIDYXのユーザーが取引を行った際に、相手に対してお互いに行う評価と過去の取引などから個々に構造化されていくユーザー間の関係性を使い、取引相手の本人情報の信用度と詐称リスクを分析する技術が用いられている。

 

これによりIDYXの各ユーザーは、取引前に相手の信用度をスコアやユーザー間の関係性を表したグラフなどから判断して、より安全なオンラインサービスを享受できるという。

グルメSNS「シンクロライフ」で食事代金最大20%が暗号通貨で還元

情報源:グルメSNS シンクロライフ 世界初「食べるだけ」で暗号通貨が貯まるサービス提供開始。特許出願中。 | 株式会社GINKAN

 

株式会社GINKANは、運営するトークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」において、世界で初めて食事代金の最大20%が暗号通貨で還元されるサービスを開始した。同社では2018年9月に東急プラザ銀座内レストラン21店舗での実証実験を行っており、今回はそのサービスの正式リリースとなる。

 

シンクロライフは、ブロックチェーンを活用して優良なレビュアーへの暗号通貨報酬を搭載するグルメSNS。AIによって、どこにいても5秒で美味しいお店に出会えるレコメンド機能も搭載しており、レストラン検索の煩雑さも解消するとしている。

07/03(水)

マネックスが東京大学で「情報経済AIソリューション」寄付講座を開始

情報源:マネックスグループ、東京大学と連携しブロックチェーン人材を育成『情報経済 AI ソリューション』寄付講座の公開講座開始 | マネックスグループ株式会社

 

マネックスグループ株式会社は、ブロックチェーン人材の育成を目的に2019年2月末に東京大学大学院情報学環への寄付を決定した。これにより、他社の寄付と合わせて本年9月から、東京大学大学院情報学環で「情報経済 AI ソリューション」寄付講座の公開講座が開始される。

 

マネックスグループでは、この講座をとおしてすぐれたブロックチェーン開発人材の輩出やAI研究の推進を行い、学術分野のみならず経済的な付加価値を創出したいという。

07/02(火)

行政処分解除でbitFlyerが新規顧客の口座開設を再開

情報源:新規口座開設受付再開(予定)のお知らせ | 株式会社 bitFlyer

 

株式会社bitFlyerは、一時停止していた新規顧客の口座開設を7月3日より再開した。口座開設は、同社に口座を保有していない日本国内の居住者が対象となる。

 

bitFlyerは、2018年6月に金融庁から業務改善命令を受けたことで、既存顧客の本人確認状況の再点検と内部管理体制の強化のために自主的に新規顧客の口座開設を停止していた。この行政処分が解除されたことで、新規顧客受け入れを再開することになる。

07/01(月)

LINEのQ&AプラットフォームDApp「Wizball」が終了

情報源:お知らせ | LINE株式会社

 

LINE株式会社は、Q&AプラットフォームDAppの「Wizball」を9月30日に終了すると発表。あわせて、終了までのポイント交換やアプリ版ダウンロード終了スケジュールも次のように公表されている。

 

8月31日:保有LINK PointのLINEポイントへの交換申請最終締切日(23:59)、アプリ版の新規ダウンロード終了
9月25日:8月中に申請された分のLINEポイント付与
9月30日中:全サービス終了

ネコの位置情報ゲームで暗号資産がもらえるキャンペーン

情報源:ビットにゃんたーずで「歩くだけで毎日仮想通貨が貰える!」を開始 | リアルワールドゲームス株式会社

 

リアルワールドゲームス株式会社は、運営するリアルワールドゲーム「ビットにゃんたーず」で、日々の歩いた距離に応じて、仮想通貨アルクコインがもらえるキャンペーンを開始した。

 

ビットにゃんたーず」は、現実世界を歩いてさまざまな冒険をするスマホ向け位置情報ゲームアプリ。ユーザーは、現実の街にある特徴的なものをカメラで撮影してゲーム内の重要スポットとして登録したり、それらを目指して歩き回ったりすることでポイントである「ネコイン」を得ることができる。今回のキャンペーンでは、この貯めたポイントを「アルクコイン(ARUK)」と交換できる。

 

アルクコインは「Proof of Walk」をコンセプトにした仮想通貨で、ゲームという形を取りながら、人々の健康増進や送客などでの活用をねらいとしている。リアルワールドゲームスでは、共同で実証実験を希望する自治体、企業、商店街、観光協会、健康保険組合などを募集している。

 

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構成・文:仲里淳