利回り338%の投資商材としての顔を持つNFTブロックチェーンゲームAxie infinity。

利回り338%の投資商材としての顔を持つNFTブロックチェーンゲームAxie infinity。

1ヶ月の販売額が880億円(8億ドル)となっているグローバルでNo.1のNFTを使ったブロックチェーンゲームAxie Infintyは投資商材としての顔も持っている。

 

Axie InfinityはブロックチェーンならではのPlay to Earn(遊びならが稼ぐ)を実現したゲームだ。24枚の手札で対戦するカードゲーム。コンピューターとの対戦と有人との対戦の2つのステージが用意され、それぞれのステージでノルマをクリアすると、独自の暗号資産SLP(スモールラブポーション)がもらえる。

 

ゲームに参加するためには、最低3枚のNFTを購入しなくてはならず、1枚25,000円程度なので、3枚で75,000円程度が必要となるが、それ以外の課金はなくゲームができる。

1日2時間程度のプレイで75 SLP(以前は150 SPLだったが減額された)ぐらいがもらえる。1 SLPは暗号資産取引所で20~30円ぐらいとなっており、75 SLPで1,500円ぐらいとなる。毎日プレイすると月に45,000円ぐらい稼げる計算だ。

 

興味深いのが、稼ぐという切り口に加えて、投資という切り口が機能していることだ。このゲームには、マネージャーと呼ばれている投資家が存在している。マネージャーはゲームをやるのではなく、ゲームで稼ぎたいがイニシャルのお金がないユーザー(スコラーと呼ばれている)に、ゲームに参加するために必要なNFTを貸し、稼いだ収益の60%前後を抜いているのだ。スコラーの中心はフィリピン人。1分間に6人ぐらいの希望のオファーが増えている状況だ。

 

リスクテイクしてNFTに投資をするマネージャーと、リスクなく稼げるスコラーいずれもWin Winの関係ができあがっている。確認できているだけでも、3,000人のスコラーを束ねてゲームをやらせているマネージャーが存在している。

2021年8月時点で、日本円換算で75,000円の投資で、毎月27,000円の収益が得られている。1年で収益は324,000円になり、利回り計算ではなんと338%だ。ゲームに必要なNFTを再販するためのマーケットプレイスが用意されているので、ゲーム終了時には売却して元本を回収できる。投資商材として考えた場合には、抜群のパフォーマンスだ。

 

 

もちろん美味い話ばかりのはずはない。一般的にハイリターン商材は必ずハイリスクとなっているが、その点はAxieも同じだ。ハイリターンの裏には大きなリスクが複数存在する。考慮しなくてはならないポイントはSLPの価格は変動するので暴落する可能性があるという事だ。

 

  1. 運営会社がサービスを終了させる。
    終了と共に、運営が販売しているNFTと付与している暗号資産SLPは紙屑となる。運営母体はベトナム拠点の非上場企業で情報の開示義務もない法人だ。
  2. 運営およびゲームに対する評価が落ちる。
    サーバーの継続的な保守点検やセキュリティ対策などをきちんと継続してできるなくなった時には、ゲームが正常に稼働しなくなり、ユーザーは離れていく。ユーザーが離れるると運営が発行しているSLPの価格が下がり、下がると投資家も離れていくといった、負のスパイラルがおきる。ちなみに8月はかなり期間サーバの不具合のためサービスが中断されていた。
  3. SLPの発行量が増えすぎる。
    運用がユーザーに配布している暗号資産の原資は利益分配ではない。造幣局がお金を発行しているのと同じで、運営がSLPを発行しているため、無限に発行することができる。発行量が増えすぎるとスーパーインフレとなり、SLPの価格は暴落する。

ざっと考えだけでも上記3つのリスクが浮かぶが、利回り338%のパフォーマンスは魅力的だ。Axieが投資家のハイリスクハイリターンのポトフォリオの一部に入れられても不思議ではない。

 

Axieは、遊びながら稼ぎたい人、生活のために稼ぎたい人、投資したい人を巻き込んで、トークンエコノミーを形成しグローバルで大ヒットしている。

 

本記事に基づいた投資を行った結果、いかなる損額が生じても賠償および保証はいたしません、投資は自己判断で行ってください。

 

(マザー中村)