上半期最大。22.8億円を搾取したクリプト詐欺CriptMixer。

上半期最大。22.8億円を搾取したクリプト詐欺CriptMixer。

Scam AlartによるとCriptMixerは、2020年12月〜2021年9月の期間に、212人から1人平均1.2万ドル(132万円)合計、255万ドル(2.8億円)を搾取した詐欺とのこと。

CryptoMixerはビットコインミキシングサービス(タンブラーまたはブレンダーとも呼ばれている)を提供するプロジェクトと謳っている。

ミキシングサービスとは、ミキシングプール内の他のユーザーとBTCを混合することによって、ユーザーの古いアドレスと新しいアドレスの間の接続を切断するサービス。ユーザーの資金を追跡不能かつ匿名にするサービス。

 

プライバシーを保護するという切り口で誕生したサービスだが、資金洗浄の温床ともなりえるサービスだ。
ブロックチェーンの世界は、透明性が高く、個人の暗号資産の入出金や残高が公開されている状態だ。銀行などではありえない事であり、この環境に慣れない人や資金洗浄したい人のニーズをたくみに突いている。

 

サービスを利用するプロセスの中に、ビットコインを送るという作業が入っているため、搾取するのは簡単だ。

そもそも透明性を否定し自分の行動は隠さずにオープンにすることに抵抗がある人はこの世界には向いていない。

 

逆に、自分の口座番号の公開を促進してしまうような、ENSというサービスがある。長くて覚えにくいアドレスをkantan.ethといった具合に短くしてしまうサービスだ。

最近では、このサービスを利用し、かつ、自分のTwitterのアバター画像の下に掲載してしまう人が増えている。

誰でも覚えやすく間違えにくいアドレスのトランザクションを追いかける事によって、履歴がガラス張りになってしまうことに対する懸念はENSのBrantly Milleganも改善が必要だという認識をもっている。

ちなみに、イーサリアムのコファウンダーであるVitalik Buterinも、vitalik.ethを取得して公開している。

 

自分の財布の中身を公開する行為だが、これが流行るというのがブロックチェーンコミュニティの世界なのであろう。

 

(マザー中村)