TAG資金調達

持てる者がDAICOシステムを操作するのをいかに防ぐか
DAICOモデル ICOが盛んになってからしばくの間、いかに健全なICO環境を実現するか考えていたところ、2018年1月にDAICOというモデルに出会いました。これはICOで資金調達した後のガバナンスにおいて斬新な考え方で、簡潔に言えば、DAOのコンセプトを持ち込むことでトークン保有者が調達資金へ一定の影響を持てるようにするものです(DAICOはDAOとICOを掛け合わせた造語です)。   DAICOの簡単な概要については、こちらの記事で説明しています。 また、このモデルを提唱したヴィタリック・ブテリンの投稿はここで読むことができます。   このDAICOモデルがすべての問…
エネルギービジネスとブロックチェーン #2インフラ民主化時代の資金調達
前回の記事では、電力の規制緩和と自由化の流れを振り返り、いままで内部で完結されていた取引が外部化されるようになったこと、太陽光発電や風力発電の変動型再生可能エネルギーの増加に伴い、需要家が持つ分散型エネルギーリソース(DER;Distributed Energy Resources)が電力システムの運用に利用されること、P2P電力取引という新しいアイデアが生まれ、それを実現するプラットフォームが開発されていることを説明した。第2回では、エネルギーインフラの民主化に対して、どのようにブロックチェーン技術とICO(Initial Coin Offering)を活用できるかを考えたい。 インフラ民主…